水球の日本選手権を観戦する
東京オリンピックの競技の一つ、水球。
五輪本番の前に一度観ておこうかと、辰巳水泳場で開催されている日本選手権を訪れた。
とはいえ、ルールが全くわからない。
事前にWebで検索してみたが、文字が多くて、ちょっと引いてしまった。
なので、会場で聞いてみる事にした。
試合前に聞いた質問は以下。
- サッカーのオフサイド、バスケの3秒ルールのように、ゴール前で待ち伏せ禁止のルールはあるか?
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バスケやラグビーは、状況によって、得点が2点、3点となるが、水球はどうか?
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他に観戦で知っておいた方が良い事はあるか?
入り口付近でおしゃべりをしていた、おそらく現役の選手と思われる女性たちに聞いた。
回答
- 水球にも待ち伏せ禁止はある。コースロープで、ゴールから2mの赤い部分と、5mの黄色い部分があるが、赤の部分で外からのパスを受けることはできない。
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水球は全てのゴールが1点である。
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攻撃は30秒以内に終わらせないといけない。30秒以内にシュートすれば攻撃が継続できる。バスケと同じ。
赤い範囲がオフサイドだということはわかったが、「じゃあ黄色は?」と聞いたら、「黄色の範囲でファールを受けた場合は、直接シュートができない。その外なら直接シュート可能」だそうである。
なるほど。
これはとても役に立った。
観戦中、パスを受けて突然笛が吹かれたり、シュートが決まったように見えて無効だったりしたのは、このルールだなと気がつけた。
これらを聞いた状態で2試合観戦。
昼休みに、疑問に思った事をまた聞いてみた。
- 開始時、三角の浮きにボールを乗せているが、あの三角をどうやって沈めているのか。
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かたくて重そうな球を、皆片手で取っているが、どういう仕組みなのか。
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潜ってもいいのか。
以下、回答。
- 浮きには長いひもが付いていて、プールの外までつながっている。それを良いタイミングで引っ張って沈めている。
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かたいが、重くは無い。バレーボールに近い。くぼみがあるのでつかみやすい。練習では松ヤニを使う選手もいるが、本番では禁止されている。
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潜るのは良いが、球を沈めるのは反則。
なるほど。ボールには一度触ってみたい。会場のどこかで触れる場所は無いか探してみたが、無理だった。
ちなみに、潜水してボールを運んで良いのだったら、無敵だなと思ったのだったが、やはりルールで禁じられている。残念。
葛藤
文章ではつかみづらい
サッカー、バスケはよく見ているので、水球のルールもなんとなく想像できるが、いきなりルールブックや、Wikipediaを見ても、字が多くてめげてしまう。
初観戦の人が知らなければならない事は、そんなに多くないはず。
というわけで、会場で恥を忍んで聞いてみたら、親切に教えてくれた。
最後には、「楽しんでいってください」というありがたい言葉も。
例えば、アメフトや野球のような複雑な球技でも、最初の人が覚えなければならないルールは、3つくらいに丸める事ができると思う。
どんな競技でも、そこをうまく説明できれば、初観戦のお客さんが増えると思うのだが。